工藤 大樹、山岡 潤一

パーソナル・ファブリケーションは急速な技術の進歩により,身近なものとなってきた。ファブリケーションは新しい教育の現場でも注目されており、今後は一般家庭から社会までより拡大する分野と考えられ折り紙から着想を得た容易に立体構造を構築できる手法です。2つの帯状の紙を交互に折り込んでいくとバネ状の構造を構築できます。この手法は伸縮するだけでなく、展開図や折り方の手順を変えることで交互に折り込むという単純な工程で様々な形状を設計できます。提案手法では手軽に平面から立体を構築できるため、DIYから産業応用まで幅広い活用が期待されます。