TESE

TESE: 機械学習とデジタルファブリケーション技術を活用したアイヌ文様の学習/制作支援ツール

本研究では画像生成アルゴリズムを活用したアイヌ文化の新しい学習体験とデジタルファブリケーションを活用した新たな制作体験を提案する。近年アイヌ文化は衰退の一途を辿っており、職人の高齢化、文化継承者不足、職人家系ではない若年層アイヌの伝承活動の参入が難しいことから課題は複雑化しており、これらを解消するべく工芸学習の整備を行う必要があると考察した。そこで、DCGAN やPIX2PIX といった画像生成アルゴリズムを用いることでアイヌ文様の自動生成や、アイヌ刺繍完成予想図の生成を行い、複雑な技法を持つアイヌ刺繍や文様を従来よりも学びやすい環境を作り出すことが可能となった。

山口 泰朋,山岡 潤一 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科

This study proposes a new learning experience of Ainu culture using image generation algorithms and a new production experience using digital fabrication. The Ainu culture has been in decline in recent years, and the issues are complicated by the aging of artisans, the lack of cultural inheritors, and the difficulty for younger Ainu who do not come from artisan families to participate in activities to pass on the culture, and we considered the need to develop craft learning to resolve these issues. Therefore, it is necessary to create an environment that facilitates the learning of Ainu embroidery, which is a complex technique, by using image generation algorithms such as DCGAN and PIX2PIX to automatically generate Ainu patterns and to generate a forecast of the finished Ainu embroidery.

Yasutomo Yamaguchi, Junichi Yamaoka

Conference on 4D and Functional Fabrication 2022 (4DFF2022)

SquishyBot

椿 麻衣,山岡 潤一

本研究では、粘土細工に動的な動きを加えて、直感的な制御や試行錯誤を取り入れながら、プロトタイピング思考の発達を促すデジタル知育玩具キットを提案します。モータを内蔵したモジュールに粘土を貼り付けて、造形し動きを設定します。プラスチック製の筐体ではなく、柔軟な素材を用いることで粘土特有の試行錯誤プロセスを通しての学びや、触覚からの刺激を通して知的好奇心を促すことが期待されます。

Computational Origami Spring

工藤 大樹、山岡 潤一

パーソナル・ファブリケーションは急速な技術の進歩により,身近なものとなってきた。ファブリケーションは新しい教育の現場でも注目されており、今後は一般家庭から社会までより拡大する分野と考えられ折り紙から着想を得た容易に立体構造を構築できる手法です。2つの帯状の紙を交互に折り込んでいくとバネ状の構造を構築できます。この手法は伸縮するだけでなく、展開図や折り方の手順を変えることで交互に折り込むという単純な工程で様々な形状を設計できます。提案手法では手軽に平面から立体を構築できるため、DIYから産業応用まで幅広い活用が期待されます。